他の泡とひとつになっても
より早く浮かび 死期を早めるだけ
だから彼はいつも独りで
水中にとどまっている
『アッチニ イッテ クレヨ』

次々浮かぶ 無数の泡

彼は仲間を信じない
彼は水上の美しい世界を知らない