右腕に止まった紋白蝶を
自分の闇で黒く染め
立ち尽くす背中に射す光を
影と変え地面を支配する

左を向こうが右を向こうが意味は無かった
ただ下へと墜ちてきた
そうして独り 此処に佇む

後ろを向かなければ道は出来ない
前を向かなければ進むことは出来ない