自分が見えない
君が見える
自分が見えない
マジック・ミラー

君は何も知らない
それを求めて
僕は自ら鏡を透かした
だけど・・・

マジック・ミラー 一瞬で良い
僕の歪んだ顔を映してくれ
大声で叫んでも ただ
君の笑顔が 目の前で揺れている

君からのコール音が鳴る
目の前で かける君がいる
距離は10cmと無い
君は 何も知らない

マジック・ミラー 一瞬で良い
全身の痛みを我慢してくれ
アイツの目にも 僕の姿を映せたなら
その時は また必ず会おう

マジック・ミラー 少しだけで良い
粉々のままで 伏せていてくれ
アイツと確かめ合えたなら
また この壁で必ず会おう

割れば 予想通りだった
驚いた君の表情
「マジック・ミラーが
君の心を透かしていたぜ」

君が笑って 破片を拾う
ただのガラス板
「あなたの顔も ずっと見てたよ」