歪んだ針と 歪んだ文字盤
それが示すは『仮想』の時間
通り過ぎる針の影に
  飛び込み 旅してみたくなった

めくれるページと 回る文字盤
記憶は巡る どこまでも
時計の針は 僕を飛ばして
どこまでも どこまでも・・・

今 僕の部屋には
「あの時」で止まった古い木の時計がひとつと
「僕の時間」を刻む純銀の時計がひとつ

今日はどちらの『時』を刻もうか
  そんなコト決める間もなく
「地球の時計」が廻り続ける
その針に ぶらさがって
今日もボクは―――――"Wood Clocks"