空に大きな風船が浮かんでいました
浮きも沈みもせず、ただとどまっていました
男の子が駆け寄ってきました
でも触れた瞬間に
「風船」と「少年の期待」は弾けて
男の子と風船は消えました。

―――――何もない部屋でボクは
まるで少年のような気分で
呼吸を風船に吹き込んだ
「あぁ、ボクはまだまだ生きてるなぁ」

風船は弾ける事無く
僕と一緒に歩んでいます。。。