電車の影には君しかいない

木の間から漏れる朝日
後ろのドアから差し込む夕日
走る電車の黒い影に
僕の姿は映らないさ

一緒に帰ったはずの道で
重ねたはずの二つの影
今は一つしか走ってないね
次の駅でドアが開くと
風がみんなを解き放つ

駅で も一度影が重なる