脳冴える夜に骨まで溶かされた
緑色の形状持たぬ集合体
カーテンのわずか2cmから射す朝日に
僕はにわかにヒトの形を取り繕う

現実という肌色の夢から覚めるまで
日常を どろりと滑り抜ける
あぁ 半日後には 戻りましょう
さぁ 半固体へと 蕩けましょう