濡れて帰った 灰色の9時半
どうにも寂しくなりまして
カーテンを閉めきって つぶやいてみる
あぁ 明日もきっと雨だろさ

ベッドでうずくまる 深夜2時半
ようやく雨の音が止みまして
まどろみながら つぶやいてみる
あぁ 明日はきっと晴れてるや


そんな心を知ったかのように
音を立てないように降る 白い粒たち
ふわり積もって あなたを待ちます
そんな優しさすら感じる 銀色の7時半