知らなかったはずのふたり
僕らははっきりとそこにいた
見つめあったはずのふたり
ぼやける視界と霞む君
繋がったはずのふたり
その感触は空に消えた
重なったはずのふたり
心だけがその空白を知っていた
僕だけがその現実から目を背けて 笑った