闇に捕らわれていたあの頃
闇に魅入られていたあの頃
背後の視線が刃に思えるような
堕落と苦痛 つまるところが自己陶酔

日が沈むだけで 夜が来るだけで
僕は星から降るナイフの夢を見るか
皆に見られていると 誰も見てくれないと
少年は体を裂くナイフの幻を見たか

目を閉じれば 闇はここにある
あの頃の僕が ここにいる
繋がっている ただその事に気づいた
目を閉じずとも 外はもう宵闇の中