足踏みする夏に まどろみながら
未だ冷え込む夜はひとり
目が覚めても きっと思い出す
君のいない 僕の世界

間近に迫る夏を 待ちきれないまま
ほのかに火照る夜はふたり
目が覚めても きっと回りゆく
僕のいない 君の世界

そんな想いも いまは昔
忘れ形見の 夏風吹いて
目が覚めたら そっと動き出す
僕のいない、僕の世界。